剣道のこと。
息子は小1から週2回剣道を習っています。
私も夫も剣道経験者ではなく、
初めて飛び込んだ武道の世界。
礼儀、所作、右も左も分からない状態でした。
入会して半年は防具をつけず、
ただ素振りをくりかえす日々。
その後先生から防具をつけてよしという許可をいただき、
晴れて剣士の端くれになりました(笑)
当時ペーパードライバーだった私。
電動自転車のカゴに防具、後ろに息子、
そして背中には竹刀を背負って通ったものです。
同じ時期に入った子の中でもなかなか勝てず、
試合に出ても1本もとれなかった息子。
「どうして!今の当たってるじゃん!!」
なんて見てる私の方がヤキモキしてしまう始末。
そう。
剣道はただ竹刀が当たるだけではダメなのです。
有効打突となるための条件。
・充実した気勢
・適正な姿勢
・打突部位
・竹刀の打突部
・刃筋
・残心
この6つがそろって初めて
「気・剣・体」の一致とみなされ、
旗が上がります。
・・・なんのこっちゃ(-_-;)
素人の私にはさっぱりわかりませんでした。
特に子どもたち全般がよくわかっていないのが、
残心。
簡単に言うと、
切った後も油断せず、
次の打ちのための準備を怠るなということ・・・らしいです。
うーん・・難しい。
そしてそれを子どもに理解させるのがさらに難しい。
いろいろ説明してみても
「よくわかんなーい」(笑)
そりゃそうだよね。
背を向けたら斬られる時代に生きてないもんなー・・(-_-;)
「とりあえず打ち終わってそのまま終わりじゃなくて、
振り返ってすぐ相手に剣先を向けてみて!!」
・・・旗、上がりました。
これでいいのか、残心て。
ここから剣道沼にはまっていくのでした(笑)