思春期男女双子の母のブログ

思春期男女双子の日常。塾なし自宅学習に奮闘する母のブログです。

双子を平等に扱うこと。


「平等」

これって我が家の育児の根底にあるものです。

 

例えば小さい頃散歩していて、

疲れて二人一緒に泣いても一人しか抱っこできないので、

 

「二人とも歩きなさい

 

という方針をとってきました。

 

 

ジジババたちにはよく「かわいそうに・・」

と言われたものでしたが、

 

常に大人の手が沢山あるわけじゃないので

私一人になる日常を考えれば仕方のないことです。

 

一人が好きそうなおもちゃがあれば、

もう一人分のおもちゃも探さなくてはならなかったり、

 

洋服をまとめ買いするときにも、

同じ枚数をそれぞれに用意したり。

 

私が「平等」に執着しすぎなところもありますが、

それが子どもたちにも浸透し、

最近では息子がお小遣いでジュースなどを買う時も、

娘の分まで買ってきたりします←娘の場合は買ってこない(笑)

 

しかし小さいころより今の方が「不平等」と感じていないかと心配になることがあります。

 

息子の習い事の剣道は防具や竹刀など重くて大きいため、

どうしても送迎が必要になります。

 

そして会の運営を保護者が手伝うため、

当番やそうじなどでそのまま体育館にいることが多くなります。

息子が稽古を動画に撮ってくれということもあります。

 

また稽古以外でも試合や出稽古があり、

いろいろな場所に連れて行かなくてはなりません。

 

娘の習い事の書道教室は近くて自転車で5分かからない場所にあり、

完全に先生に丸投げです。

まあ見ている保護者もいませんが。

 

すると必然的に娘に関わる時間が少なくなり、

ひとりで留守番をしたり

私が息子のことで留守にしている間

家の雑用を娘が引き受けてくれることになります。

 

たまに娘が

「また留守番??」とぽつりとこぼすこともあり、

親としては何と答えたらいいか分からなくなります。

 

娘だけにおかしをあげたり、

息子の試合のときは夫に娘の行きたいところに連れて行ってもらったり、

近い教室にも雨の日は車で送迎したりと、

できるだけフォローしているつもりですが、

 

娘が満たされているのか、

ただこちらの罪悪感を和らげているだけにすぎないのか

わかりません。

 

普段でもいまだに娘より息子の方が手がかかるので、

一人でなんでもこなせる娘はどうしても

「おまかせ」になってしまい

ついつい息子の方にいろいろ口出ししてしまいます。

 

よく学校でも世話の焼ける生徒の方が記憶に残るってやつかな(笑)

 

こんなとき歳の差がある兄弟だったら

「お姉ちゃんだから忙しいのよ」とか

「まだ弟君小さいからゆずってあげてね」とか

言えるものなんでしょうかね・・・。

 

きっと娘のことだから聞いてもなにも文句は言わないと思いますが、

寂しいような満たされないような・・

そんな感情が心の奥底でくすぶり続けることはないかと

少し心配です。

 

 


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